銀行キャッシングという言い方をよく聞きますがいったい何でしょうか。
キャッシング会社には大まかに分けると銀行が出資している形態と消費者金融が
運営しているもの、それと違法なキャッシング会社、いわゆる闇金に大別できま
す。
その中で、キャッシングを銀行の窓口で直接行うのが銀行キャッシングです。
それぞれで大きく違くのが融資の際に行われる審査の基準と貸出金利です。
金利が年利18~20%と高く、利用限度額が少ないけれど審査結果が早く緊急にお
金が必要な人にはメリットがあるのが消費者金融系キャッシングです。
反対に、銀行系は低金利で大口の融資も可能なのですが、審査基準が高く、結果
が出るまで時間もかかるようです。
次に、大きな違いが銀行は貸金業規制法による総量規制の対象ではありませんが、
消費者金融系は規制の対象です。
総量規制は、融資を受ける顧客の年収の三分の一までが融資できる限度である、
という法律です。
少し分かり難いのは消費者金融の中に、今は銀行の傘下になっている消費者金融
もありますが、これらは総量規制の網がかけられています。
この規制は貸金業者として登録されている金融会社ですから闇金は対象外です。
なにしろ闇金は存在自体が違法ですから。