住宅購入ローン金利の選び方と悲劇のキャッシング
住宅は高額なものであるため、住宅購入には住宅ローンがつきものです。
住宅ローンは豊富な種類がありますが、どんな選び方をすればいいものなのでしょうか。
第一に検討しなければならないものは金利です。
住宅購入をするときにローンを組む場合、金利が低い方が得と考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、最初のうちは低金利のローンでも、返済の途中で金利が変わる可能性があれば低金利とはいえません。
低い金利で住宅ローンを利用することができれば、借入金をより高くすることができます。
途中で金利が変わるタイプには、固定期間選択型や、変動型の金利があります。
もしも金利が高くなれば、住宅購入時点の見通しよりも返済には費用が必要です。
仮に変動型金利を選択した場合、毎月の返済金額は5年に一度変動し、最大で1.25倍増える可能性があります。
金利自体は半年に一度見直され、計算し直されます。変動金利型で住宅ローンを使える人は、収入アップが期待できる人や、教育費などの負担がこれから先減ることがわかっている人などです。
全期間固定型のように、住宅購入したときの金利は高めだが返済終了まで金利が固定されるタイプもあります。
返済の途中で金利や返済金額が見直されないことが、固定金利制の利点です。月々の返済金額が変わらないため、完済までの家計負担がわかりやすく、教育費などの確保もしやすいでしょう。
住宅ローンの条件を考える時には、住宅購入時点の状況だけでなく、将来にわたってのプランを検討することです。
ここで余談ですが、収入に応じた住宅ローンを組まないと大変だってことを注意しておきます。
フィナンシャルプランナーの弁によれば総収入の30%以内にローンを納めないと余裕がまったく無くなるそうです。
そうなると住まいを無くすわけにはいけませんから住宅ローン分をどこかで補填しなければなりません。
そこに登場するのがキャッシングや闇金と呼ばれる高金利業者です。
短期それも1~2ヵ月ていどならキャッシングもOKでしょうが、収入の見通しが立っていないのなら住まいを諦めるしかありません。
そうしないと家族生活そのものが破たんしていまいます。
もちろん闇金に手を出すのは持っての外ですよ。