学生ローン
一般的には、銀行や大手消費者金融では20歳未満の未成年者や定職による収入のない学生に対し、融資を行なっていません。しかし中には、学生であっても消費者金融のサービスを取り扱っている業者もあります。
このサービスが学生ローンと呼ばれるものです。原則として、高校生を除く満18歳以上の大学生や短期大学性、専門学校生が学生ローンの対象者です。
ただし、2010年に施行された改正貸金業法により、年収の3分の1を超える貸し付けを行うことが禁止されたため、対象の学生だからといって誰でも学生ローンを利用できるとは限りません。
アルバイトであっても安定した収入があることが、学生ローンを申込むための条件と考えておきましょう。申し込みの際には、学生証に加えて健康保険証または免許証による本人確認が求められます。融資の限度額は50万円以下と少額に抑えられていることが、学生ローンの特徴です。また、融資利率に関しては社会人向けのサービスと同じくらいです。
業者によっては学割格安利率の適用を宣伝しているところもありますが、何らかの条件が伴う場合があるということを頭においておきましょう。
学生であっても融資を受けられる便利なサービスですが、借りた金額に利息を加えて返済しなければならないことに変わりはありません。注意しましょう。